
いよいよカズト編の大詰め。このドラマ、波留さんの表情がとても素敵です。
涼子(麻生久美子)の元カレ・カズトを探して大阪を訪れている涼子とルナ(波留)。佐藤の名のつく会社や佐藤姓の代表をピックアップして、すでに27件を廻っていた。探し回るうちに涼子は風邪をひいて寝込んでしまう。
そんな中、立ち寄った一口カツの店で2人がカズトを探していることを耳にした佐藤奏(作間龍斗)が、涼子たちのいる旅館を訪ねてくる。奏はルナを連れてカズトの姉が経営する店舗へ。翌朝、ルナは真剣な表情で涼子に「カズトさんに会いたいですか?」と尋ねる。
家族への不満があるたびにカズトのことを思い出してきた涼子。思いを断ち切りたい気持ちと、最後の電話に出なかった後悔。抱え続けたわだかまりを清算して前に進みたいと話す涼子を、ルナは公園へ連れ出す。そこにはカズトにそっくりな奏が待っていた。
奏に連れられて自宅を訪れると、玄関で出迎えたのは奏の母・佐藤貴和子(鈴木砂羽)だった。「ずっと謝りたいと思っていた。弟のカズトは23年前涼子さんと別れた後、4か月後に亡くなった。末期がんで余命半年と宣告されたが、病気のことは誰にも伝えないというのが弟の出した結論だった」と。そして姉に恋人のふりをさせて、涼子に別れを告げたのだ。バドミントンでオリンピックを目指し強化選手にも選ばれた大事な時期に涼子の邪魔をしたくない、いつも笑っていてほしいと。
予想だにしていなかった展開をまだ理解しきれない様子の涼子。カズトが「もう一度会えないか」とかけてきた最後の電話が、本当の意味での最後だったのだと悟った瞬間、後悔の念とともに倒れこんでしまう。
2人はそのまま実家に泊まらせてもらい、ルナは夜通しカズトの部屋ですべての小説に目を通す。カズトはマルジナリアという読書法——本の余白に感想や疑問、メモを書き込んでいく読書術——で本を読んでいた。太宰治の作品には特に多くの書き込みがあり、最後に読んだと思われる「パンドラの箱」には、ペンを持つのもしんどい状態で書き続けた跡が。結核を患いながらも明るく生きる青年を描いたその作品の最後のページに、「ありがとう りょうこ」と必死に書かれた文字——それを見て涼子が泣く。
泣ける。。。
墓参りの後、涼子は「明日から前を向いてちゃんと生きなおそうと思えた」とルナに感謝を告げる。
そしてルナは用があるからと別れるのだが——なぜか大阪にいる涼子の夫・菊雄と会う。以前からの知り合いのように話しており、ルナがこれまでLINEでやりとりしていたダーリンは菊雄だったのかな。
ルナの店のバーの従業員のバブリーが「ある日突然誰にも何にも言わずに消えちゃうんじゃないか」と言う変な前振りも気になる。
来週からどうなるんだろう、早く続きを見たい!
緑黄色社会が歌う主題歌「章(しるし)」もいい曲ですね。